これから夏に向けて、ミュールやサンダルなど素足を露出する靴を履きたくなる季節ですね。
でも、「素足を見せるのはちょっと……」という方も意外と多いものです。
足元には、人には相談しづらい悩みやトラブルが起こりやすい部分ですよね。
今回は、足元に起こりやすいトラブルの原因や予防・改善方法などをご紹介します。
足元は体重を支えるために常に負荷や刺激を受けやすい上に、汗をかいて蒸れたりしやすい部分。
だけど、足元のお悩みはちょっと恥ずかしくて、人に相談しづらいのが困ったところです。
そんな足元のトラブルにはどんなものがあるのか、その原因などについてお伝えします。
・足の臭い
「足がクサイ!」というのは男性に多い悩みのような印象ですが、ストッキングやブーツなど通気性の悪い靴を履く機会が多い女性にとっても、実はとても多い悩みの一つです。
足の臭いの原因は、足の表皮や靴に細菌が増殖し、その細菌が悪臭の元になる物質を発生させることです。
これからの時期は、比較的通気性の良い靴を履くことが増える季節ですが、足に古い角質が溜まっているとそれをエサに細菌が増えてしまうこともあり注意が必要です。
・カサつき・ひび割れ
かかとが硬くなってカサついたり、ひび割れたりといったお悩みも多いもの。
空気が乾燥する冬の時期に多いお悩みですが、ケアしていないとサンダルを履く時期になって慌てることも!
かかとのガサガサやひび割れの主な原因は古い角質が溜まって厚くなってしまうことと、その厚くなった角質が乾燥することです。
・水虫
足の臭いの悩みと同様、女性にも増えてきているのが水虫です。
水虫は、カビの一種「白癬菌」が角質層に寄生することで起こる感染症です。
足以外にも起こりますが、高温多湿になりやすい足に起こることが多いです。
足の水虫の症状には皮むけやかゆみ以外にもいろいろなものがあり、乾燥によるカサつきやひび割れと見分けが付きづらい場合もあります。
気になる症状が続く場合は皮膚科を受診されることをおすすめします。
水虫になってしまった場合は、早めに皮膚科での治療を受けることが大切ですが、足の臭いやカサつき・ひび割れに関してはセルフケアで改善することができます。
臭いやカサつき・ひび割れが起きてしまう大きな原因に、古い角質が足に必要以上に増えてしまうことがあります。
こうした古い余分な角質をオフするケアを定期的に行うことが予防・改善に効果的です。
と言っても、軽石などで無理に削り取ると肌に刺激が強く、さらに角質を厚くする原因となってしまう可能性があります。
マイルドピーケリングゲルで優しく角質オフするようにしましょう。
また、角質ケアのあとは、しっかりと保湿ケアすることも忘れずに。
これからやって来る素足の季節に向けて、小まめな角質ケアを取り入れていきましょう。