爽やかで過ごしやすい初夏。真夏に比べると気温や湿度がそこまで高くないのでつい油断しがちですが、紫外線は8月頃とほぼ変わらないほど増えています。
そんな初夏は、「うっかり日焼け」してしまう人が続出!
そこで今回は、うっかり日焼けしてしまう状況や、日焼けしてしまった時のアフターケアなどについてお伝えします。
「近所のコンビニまでちょっと買い物へ」
「洗濯物を干すためにほんの5分だけ庭に」
十分な紫外線対策をせずに外に出てみたら思ったより日差しが強くて、日焼けしてしまったという経験のある方は多いのでは?
こうした「ちょっとだけのつもりで紫外線対策せずに外出すること」がうっかり日焼けの原因なんです。
また、きちんと日焼け止めを塗って出かけたつもりでも部分的に塗り忘れていたり、時間が経って
汗などで落ちてしまったりしてうっかり日焼けすることもあります。
気をつけているつもりでも、うっかり日焼けしていることに気づいた時は、日焼けのダメージから肌を回復させるためのアフターケアが大切です。
・まずは冷やして炎症を抑える
軽い日焼けとは言っても、日焼けは日焼け。
肌が赤くなったりほてったりするのは、炎症を起こしている状態です。
ローションなどをいきなり使うのではなく、まずは、保冷剤を包んだタオルなどを日焼けした部分にあててしっかりと冷やしましょう。
日常生活でのうっかり日焼けの場合には少ないと思いますが、もし肌のほてりやひりひりとした痛みが強いような場合は皮膚科を受診することをおすすめします。
・普段より丁寧な保湿を心がけて!
日焼けした肌は水分や油分が失われやすく、とても乾燥しやすい状態です。
肌の乾燥はターンオーバーの乱れにつながり、日焼けが原因のシミをできやすくする原因にも。
ほてりや痛みが治まったら、保湿効果の高い化粧水や美容液で肌に水分をたっぷりと補いましょう。
・日焼けによるシミ対策もしっかりと
保湿とあわせて心がけたいのが、紫外線を浴びることで作られるメラニンのケアです。
日焼けによる炎症は、紫外線を浴びた直後に肌に現れますが、シミは時間が経ってから現れるもの。
メラニンの生成を抑えたり、できてしまったメラニンを還元したりする働きを持つビタミンC誘導体など、
美白成分を含む美容液でシミを予防しましょう。
また、定期的なピーリングによる角質ケアもシミの予防につながります。
・内側からのケアも大切
紫外線を浴びると防衛機能が働き体内に大量の活性酸素が作られます。
活性酸素は本来、外敵から身体を守るために作られるものですが、
増えすぎると正常な細胞にもダメージを与えてしまいます。
この活性酸素によるダメージを防ぐためにメラニンが作られ、これが日焼けによるシミの原因となると考えられています。
紫外線を浴びた後は、ビタミンCやビタミンE、βカロテンなど、活性酸素を除去すると言われている成分を摂ることも大切です。
日焼けした時はフルーツや緑黄色野菜をたっぷりと食べるよう心がけましょう。
紫外線の影響で本当に怖いのは、すぐに肌に現れる日焼けよりもダメージが蓄積されてシミやシワなど肌の老化につながってしまうこと。
うっかり日焼けはなるべく予防することを心がけるとともに、日焼けしてしまった時にはしっかりアフターケアしてくださいね。