手は人の目に触れやすい部分。
だけど手肌にはくすみやカサつき、小じわが起きやすいのが悩ましいですね。

手のくすみやカサつき、小じわの原因と、予防・改善のためのハンドケアの方法などをご紹介します。

手肌は日常生活の中で水に濡れる機会が多く、バリア機能が低下しやすいのです。
このため手肌はとても乾燥しやすい部分です。

また、食器洗い用の合成洗剤は肌への刺激が強く、これがさらに手肌の乾燥を進ませてしまうことも。
手肌が乾燥するとカサカサしてしまうだけではなく、ターンオーバーが乱れてゴワつきやくすみ、黒ずみなどが起こる原因にもなります。

手は心臓から遠く、血行が悪くなったり冷えたりしやすいことも手肌にくすみが起きやすい原因のひとつです。
他にも紫外線や摩擦による刺激などの影響も受けやすいため、しっかりとケアすることが大切なのです。

・ピーリング
肌をゴワつかせてしまうのは、ターンオーバーの乱れによって厚くなった古い角質のため。
古い角質が厚く固くなっている状態では見た目も美しくないですし、 ハンドクリームを利用しても角質が厚すぎるため保湿成分が肌の奥にまで届かないので、効果も半減してしまいます。

そんな角質をケアするためにオススメなのがピーリング。
古い角質を取り除いてゴワつきはもちろん肌の黒ずみもケアしてくれるので、定期的に行うのがオススメです。

・保湿
乾燥は肌のターンオーバーを乱し、手のくすみや黒ずみの大きな原因になります。
肌についた水分は皮膚の潤いと一緒に蒸発してしまうため、手は水に濡れる度に乾燥しやすくなってしまうのです。

手を洗った後には、しっかりとハンドクリームでケアするのが大切です。
お風呂で使うタイプの濡れた肌になじみやすいタイプのクリームなどを使うのもおすすめです。
夜寝る前には、ハンドクリームを塗った手をラップで包むケアも効果的。
乾燥を解消していくだけで肌はどんどん明るくなっていくので、保湿ケアは重点的に行っていきましょう。

・UVケア
肌にとって紫外線によるダメージはとても大きなもの。手は年齢が出やすい部分。
だからこそ、顔だけではなく手にもUVケアが必要です。

UVケアには日焼け止めの利用が一般的ですが、手を洗ったりすると日焼け止め効果がなくなってしまうのでこまめに塗り直すことが大切です。
UVカット機能があるハンドクリームを利用するのも良いですね。

手のくすみやカサつき、小じわは、毎日少しのケアで改善していくことができます。
日々の心掛けで、白く美しい理想の手を手に入れましょう。