暑い夏はお肌にとっても過酷な環境。
エアコンによる冷えや乾燥、紫外線によるダメージ、夏バテになれば食欲不振で栄養も不足しがちです。
夏が終わる頃には、すっかり「お疲れ肌」に。
くすみやゴワつき、シミなどが目立って、何だかちょっと老けた印象になってしまうことも……。
そんな夏の肌をリセットするために取り入れたい3つの方法をご紹介します。
エアコンによる冷えは血行不良を招き、くすみやクマが目立って顔色が悪くなってしまいます。
また、肌に十分な栄養や酸素が肌細胞に届けられなくなるのでターンオーバーがスムーズに行われなくなり、ゴワツキや乾燥を引き起こす原因にも。
また、とくに紫外線の強い夏は肌がダメージを受けやすく、うっかり日焼けジワができやすい季節でもあります。
そんな夏の肌に、意外なアイテムが効果を発揮してくれるんです。それが「ホットタオル」。
肌を温め、血流を良くすることでターンオーバーをサポートできるだけでなく、いま注目の「ヒートショックプロテイン」 が増加することで日焼けジワの予防にもつながるのだとか。
ヒートショックプロテインは、傷んだ細胞を修復するといわれるたんぱく質のこと。
このヒートショックプロテインを増やすには、熱を加えて体を温める必要があるそう。
そのために、ホットタオルはとても手軽で効果的というわけ。
ホットタオルの作り方は簡単。
水に濡らして絞ったタオルをお皿に乗せてレンジで1分ほど温めるだけ。
あとはこれを肌に30秒ほど乗せるだけのお手軽美容法です。
レンジから取り出した直後のホットタオルはかなり熱いので、腕の内側などで熱さを確かめてから顔に乗せるようにしてくださいね。
スキンケアの前に行えば、化粧水などが浸透しやすくなります。
じんわりと温めることでリラックス効果も期待できますよ。
ホットタオル美容法については以下の記事で詳しくご紹介しています。
/column/column32.html
熱帯夜による睡眠不足、食欲不振による栄養不足などで夏の肌はターンオーバーが乱れがち。
古い角質が肌の表面にたまってゴワつきやすくなってしまいます。
また、注意していても紫外線を浴びてしまうことも多い夏は、肌にメラニンが大量に作られます。
正常な肌なら、メラニンは古い角質とともにはがれ落ちていくはずですが、古い角質が肌に残るとメラニンも留まり続け、色素沈着となってシミを作る原因になります。
古い角質が残りがちな夏の肌には、「ピーリング」による角質ケアが効果的です。
ゴワつきを解消するだけでなく、ターンオーバーを整えてシミやくすみの予防・改善にもつながります。
エアコンの冷風や紫外線のダメージで、夏の肌は乾燥しやすくなっています。
肌が乾燥するとさらにターンオーバーが遅れる原因にも。
化粧水をたっぷりと含ませたコットンでパックしたり、市販のシートマスクを活用したりして、肌に充分の水分を補給することを心がけましょう。
水分に加えて、保湿成分や美白成分を取り入れるのも良いですね。
しっかりうるおい補給した後は、乳液やクリームで水分蒸発を防ぐことも忘れずに。
夏の肌にはダメージがいっぱいです。残念な「お疲れ肌」になってしまわないように、こまめにケアしてリセットすることを心がけてくださいね。