すこやかな肌の再生を促し、トラブルから守ってくれるピーリング。
美肌キープのためにぜひ続けたい習慣ですが、その効果をしっかり得るためには、ぜひ正しい知識を身につけておきたいもの。
今回は、ピーリングを行う際の注意点や、アフターケアの方法についてお話します。
ピーリングはあくまで不要な角質を除去する美容法ですから、通常の状態であればとくに問題はありません。
しかし、肌が敏感になっているときなどは注意が必要です。
スキンケア製品すべてにいえることですが、肌が敏感なときはとにかくやさしいケアに徹したほうが安心。
あれ、なんだか肌が敏感かも……?と感じやすいのは、以下のようなタイミングです。
こんなときはピーリングをお休みするなどして、少し注意してみてくださいね。
・免疫力が低下しているとき
体調不良やストレスにより免疫力が低下している人は、肌が刺激に敏感になっています。
角質層への刺激によってさらに肌荒れが悪化してしまうことがあるので、体調のすぐれない時のケアには注意が必要です。
ピーリングもひと休みして、肌も休養してみましょう。
・ホルモンバランスのサイクル
個人差はありますが、ホルモンバランスに変化がある時は肌が敏感になりやすいもの。
また乾燥肌や脂質肌が進行しやすくなる可能性があるので、体調のサイクルを見ながらピーリングのタイミングを決めると安心ですね。
・季節の変わり目
季節の変わり目は、体が環境の変化についていけず、軽い刺激でも肌荒れにつながってしまうことも。
普段から季節の変わり目は肌の調子が悪くなるという人は、ふだんよりも体調のケアに気を配ってみるとよいでしょう。
じつは、ピーリングの効果をさらに引き出すカギは前後のケアにあるんです。
せっかく角質ケアを行うなら、効果は最大限実感したいですよね。
ここでは、角質ケアの効果を120%引き出す(?)秘密のメソッドをご紹介します。
・前準備で、角質をやわらかく
ピーリングは、不要な角質を取り去るもの。角質をオフしやすい状態に整えておくことで、その実感をぐっと高めることができます。
大切なことは、古い角質の結合をほどいて、温めて角質や毛穴をゆるめておくこと。
「ホットクレンジングバーム」などの温感クレンジングはこの目的にぴったり。
ぜひ組み合わせてみてください。
・多すぎず少なすぎない、絶妙な量で
ピーリング剤は、多すぎても少なすぎてもベストの使用感を得ることができないもの。
「マイルドピーリングゲル」であれば、ポロポロと古い角質を巻き込んだものがあまり出ない場合には量が少ない目安。
少なすぎると摩擦が起きやすく、肌への負担になってしまうこともあるため、指先のクッションにするようなイメージでゲルを使ってみてください。
逆に、ゲルが余って指先から垂れてしまうような場合は多すぎる目安です。
ちょうどいい量を見つけたら、ポンプを押す回数などで覚えておくとその後同じ量で使いつづけることができますよ。
・保湿が命!「なるべく早くを鉄則に」
角質ケアのあとは、スキンケアが浸透しやすくなっている「美肌チャンスタイム」!
なるべく早く保湿成分を「入れ込む」イメージで、【即保湿】を心掛けてみてください。
お風呂の中ですぐに使える「クリアアップウォータリーBクリーム」などはまさに最良の選択。
角質ケアの頼もしいパートナーとして活躍してくれるでしょう。
・もっとも効果的なサイクル
「マイルドピーリングゲル」などの肌にやさしいピーリング剤であれば、顔の場合は週に2回のケアがおすすめ。
これは肌の新しい角質が育つサイクル上、毎日行ってしまうと過剰に角質を取りすぎることにつながるためです。
「水曜日と日曜日」など、曜日を決めることで忘れずに習慣化できるため、おすすめです。
また、かかとやひざ、ひじなどボディの角質が気になる箇所であれば、毎日行っても問題はありません。
ただし、もっと刺激の強いピーリング剤であればさらに注意が必要ですので、使用方法によく気をつけたほうがよいでしょう。
肌へのスペシャルな効果をもたらしてくれる角質ケア。
そのチカラを最大限に実感できるメソッドを守って、さらにしっとりとした透明美肌を目指してみてくださいね!