乾燥を感じやすくなってきた、なんだか肌の調子が揺らぐ……そんな季節の変化をもっとも感じやすいのが、秋が深まり冬へと向かうシーズン。
この季節になると肌がごわついたりくすみがちに、という人も多いのでは……?
それは、じつは夏に受けたダメージの後遺症がいま表れているのかもしれません。
人の肌は、28日周期で生まれ変わることが理想といわれています。
そのサイクルでいえば、いま表面に出ている肌はおよそ1か月前に作られた肌であり、たとえば10月であれば9月に生まれた肌というわけです。
しかし、ターンオーバーが遅れていれば、8月頃に作られた肌が10月以降に出てくるということも。
そう、まさに夏真っ盛りで、強い日差しを受けている頃に作られた頃の肌。
メラニンを含む古い角質が、表面に表れているということなんです。
正しいサイクルでターンオーバーが行われていれば、古い角質は正常に代謝されていきます。
しかし、うまくターンオーバーが行われないと……メラニンを含む古い角質が厚くなったまま残り、
肌のごわつきやくすみを引き起こしてしまうのです。
ごわつきやくすみを感じる肌は、美肌の印象を左右する「透明感」を失っています。
くすみを一掃して、見違えるような透明美肌を取り戻しましょう!
ターンオーバーが乱れる原因の一つは、じつは「冷え」。
顔にももちろん無数の血管が走っており、冷えることでその血行は滞りがちになります。
それは肌の代謝の乱れ、つまりはターンオ―バーの乱れにつながるのです。
おすすめの対策は、肌を温めながらマッサージすること。顔周辺のリンパをマッサージすることで、顔全体の血行が良くなりくすみが取れやすくなります。
顔を強く刺激してしまうとシワやたるみの原因になることもありますので、グリグリ押したりこすったりせずに、なでるようなイメージでマッサージしましょう。
ホットタオルでスチーム効果を与えるのも効果的ですが、わざわざ準備するのはちょっと面倒ですよね。
心地よい温感を与える「ホットクレンジングバーム」なら、毎日のクレンジングで手軽にホットマッサージが可能です。
こわばった肌の古い角質もゆるめてくれるから、ピーリングとの相性もベスト。
マイルドな洗浄効果とエステのようなリラックス感も、肌と心を癒してくれるでしょう。
手軽なクレンジングでくすみが抜けていく体験は、ちょっと感動かもしれません。
ごわつきの原因のひとつが、角質層が厚くなることによるものです。
厚くなった角質層を正常に戻すにはピーリングが有効です。
「マイルドピーリングゲルWN」であれば週に2度を目安に、定期的に使用していくのがポイント。
角質は除去しすぎても良くありません。
短いスパンで何度も繰り返し使うよりも、じっくり続けていくことが美肌育成への近道なんです。
洗浄力が強すぎるクレンジングを使っていたり、肌を酷使していると肌の角質が薄くなりすぎてしまい、ごわつきにつながることもあるのだとか。
その場合は、上に紹介したような方法では逆効果の場合もあります。
角質が薄くなると水分が蒸発しやすくなり、シワや毛穴の目立ちの原因になります。
また水分を保持しようと皮脂の分泌が盛んになり、テカリが気になることもあります。
この場合には、なるべく洗いすぎないことと、保湿をしっかり行うことが有効です。
保湿はすべてのスキンケアに有効な方法なので、角質が薄い場合以外にもしっかり行うことがポイントです。
正常なターンオーバーには、質の良い睡眠も欠かせません。
ターンオーバーを整えるホルモンは、眠りについてからおよそ3時間後に多く分泌されるといわれています。
この時間に深く眠れているほど、美肌をしっかりと育成することができるそう。
ついつい夜更かししがちな「秋の夜長」ですが、美容のためにぐっすり眠ることを意識してみましょう。
乾燥が深まる冬に向けて、しっかりと「美肌の基礎体力」をつけておくためにこの秋はじっくりとケアを楽しんでみてはいかがでしょうか?