鏡を見ると、なんだか小鼻や鼻の頭がカサカサ。メイクのノリも悪いし、何より目立って恥ずかしい……。
乾燥が気になる季節になると増えるのが、こんな悩み。
きちんとケアしているはずなのに、いつのまにかカサカサになって皮がむけてしまうという人も少なくないのでは。
ここでは、そんなトラブルの原因、そして日頃のスキンケアで押さえるべきポイントについてご紹介します。
小鼻や鼻の頭の皮がむける原因の一つは、角質の取り扱い方。顔の皮膚は非常に薄く繊細で、スキンケアのときに指やコットンを滑らせるだけで刺激につながることも。
具体的には、刺激の強いスクラブやクレンジング剤、毛穴の黒ずみをはがすパックなどの使いすぎ、あぶらとり紙での皮脂の取りすぎなどがあります。
そのほかにも、鼻のかみすぎなどでお肌を必要以上に摩擦することやお肌の乾燥なども皮むけを引き起こす原因となります。
では、どのようなスキンケアをすればカサカサが抑えられるのでしょうか?
・角質ケアの基本は、お肌に優しく清潔を保つこと
まず、お肌になるべく負担をかけない方法で清潔に保つということがポイントになります。
日頃のスキンケアでは肌に負担のかからない洗顔料やクレンジングを選び、化粧水や乳液、クリームなどでフタをするように十分に保湿するようにしましょう。
おすすめは、
「アクアキープジェルリッチ」や
「クリアアップウォータリーBクリーム」など、それだけでケアが完了するオールインワン系のコスメ。
一度のケアですべて済むため、肌に摩擦を与える機会を減らすことができます。
洗顔の際には水かぬるま湯で優しく洗うようにしてください。
ゴシゴシ力を入れて洗ったり、入浴時に熱いお湯のまま洗ってしまうと、お肌を保護してくれる大切な皮脂や水分も失われてしまいます。
古い角質は洗顔後、お肌に負担をかけにくい
「マイルドピーリングゲル」などを使い、やさしくケアするのがポイント。その際には自然に取れる部分のみを取るようにします。
・メイク前には保湿を忘れずに
メイクをする際にも、化粧水や乳液をいつもよりたっぷりと塗って皮むけをできる限り抑えてから始めましょう。
しっかりと保湿をし、素肌に保護膜を作ってからメイクを重ねるイメージです。
乾燥状態のお肌には化粧水や乳液がなかなか浸透しにくいことも多いですが、できるだけ時間をかけて入念に行ってください。
その際にはコットンを使用せずに手で押さえ込むようにすると、手のひらの圧力で密着度も高くなり、押さえ込むことで有効成分が浸透しやすくなります。
・メイクをする際に気をつけたいポイント
十分に保湿をしても皮むけが目立つようでしたら下地やファンデーションを使うのは控え、クリームでフタをしてアイメイクや眉などだけのポイントメイクに留めるようにしましょう。
ファンデーションを使用する際もリキッドタイプのものを選べばベター。
のものはお肌の水分や脂分を奪い乾燥を引き起こすこともあるため、もし使用するのであれば保湿力の高いものをチョイスするのがポイントです。
いかがでしたか?女性のお肌は自覚している以上に繊細で傷つきやすいものです。
良かれと思って行っている日頃のスキンケアが、知らず知らずのうちにお肌を傷つけているかもしれません。
お肌の乾燥が気になる季節が近づいてきた今こそ、スキンケア方法を見直して快適に過ごしたいものですね。