デコルテや背中、首などに突然ニキビができて困ったということはありませんか?
ニキビといえば顔にできるものというイメージのせいで、スキンケアもピーリングも顔にしか行わないという方がほとんどです。
しかし実は、ニキビはボディのさまざまな部分にできてしまうものなのです。
気になるボディのニキビの原因と、改善方法をご紹介しましょう。
■保湿・角質ケア不足
スキンケアの基本といえば保湿ですが、ボディはついつい忘れがち。
保湿が不十分だと肌表面が硬くごわつき、毛穴も柔軟性を失って古い角質や皮脂が詰まりやすくなります。
ニキビの一番の原因は、細菌のエサになる角質や皮脂が毛穴に詰まること。そのため、結果的にニキビが増えてしまうのです。
たとえ古い角質が毛穴に詰まってしまったとしてもピーリングなどの角質ケアをすればニキビを防ぐことができますが、やはりボディは顔ほど念入りには行わない方が多いのではないでしょうか。
首やデコルテ、背中をはじめとした全身にも、顔と同じくらい入念に保湿ケアとピーリングを施してみてください。
それだけで、トラブルが減ることも多いですよ。
■摩擦や刺激
お風呂で体を洗う際、ナイロンタオルで強くこすったりしていませんか?
お肌に必要以上に刺激を与えることは、炎症を助長しニキビを悪化させる原因になります。
また、シャンプーや洗顔料のすすぎ残しもニキビには大敵です。
首や背中は意外とすすぎ残しが多い部分。お肌に残ったシャンプーや洗顔料の成分が肌荒れを引き起こし、ニキビの悪化につながるのです。
おすすめは、シャンプー・コンディショナー(トリートメント)のあとに、顔とボディを洗うこと。
これだけで、首や背中ニキビの予防につながります。すすぎはしっかりと行ってくださいね。
■お肌への刺激を最低限に留める
ボディのニキビの悪化を防ぐには、日常的にお肌に刺激を与えないように気をつけることが大切です。
体を洗うときにもできるだけやわらかいタオルや手を使い、洗顔料やシャンプーのすすぎ残しがないようにしっかりと洗い流すことを心がけましょう。
耳の後ろや顎の下などはとくに要注意です。
お風呂から出る際には必ず最後に首や肩、デコルテを軽く洗い流すようにしてください。
■ピーリングを行う
顔のピーリングを行う際に、ボディも忘れずに行うようにしましょう。
古い角質や余分な皮脂を取り除き、ニキビの発生が繰り返すのを防ぐことができます。
ピーリングは自宅で使える化粧品から皮膚科で行えるものまでありますが、手軽に自宅で行えるもの、そして肌への刺激になりにくいやさしいタイプのものがおすすめ。
■念入りな保湿ケア
お肌が十分に潤っていればバリア機能が正常に働くため、多少の刺激で簡単にニキビが発生することはありません。
朝晩の保湿ケアを顔だけでなくボディまで念入りに行うことで、ニキビ知らずのお肌を保つことができますよ。
首、デコルテなどは顔と同じく、特に外部の刺激にさらされやすい部分です。
顔のスキンケアと同様にきちんとケアをして、ボディのニキビを改善しましょう!