お風呂上がり、顔の保湿ケアはすぐに行ってもボディは一息ついた後にリビングや自室でゆっくりと……という場合が多いですよね。
しかし実は、乾燥に悩まされる冬にはボディの保湿も時間を空けずに行うことが大切なのです!
お風呂上がりのボディケアに重要なのは、なによりもスピード! 乾燥が厳しい季節でもプルプル肌をキープするためのボディケア方法をご紹介します。
お風呂上がりのお肌は非常に清潔な上に、水分をたくさん含んで角質がやわらかくなり、ふっくらとしています。
でも、タオルで体を拭ってバスルームからひとたび出てしまうと、お肌の表面に残っている拭いきれなかった水分が蒸発し、お肌が乾燥しやすい状態になってしまうのです。
お肌の表面に残っている水分はタオルで体を拭ってから10分程度で蒸発しはじめ、お肌の奥の水分を奪っていきます。
つまり、お風呂上がり10分間はもっともお肌が乾燥しやすいタイミングということ。
その間に十分な保湿ケアをしなければ、うるおいのないカサカサ・ゴワゴワのお肌になってしまうのです。
これからご紹介する3点は、お風呂上がりのボディケアをスピーディに行うために押さえておきたいポイントです。
ぜひ参考にして、より効率的にお肌を乾燥から守ってくださいね。
■冬のお肌に必要なのは「水分」と「油分」
「冬のボディケアといえば保湿クリーム! クリームさえ塗っておけば大丈夫!」と思ってしまいがちですが、冬のお肌が欲しているのは水分だけでも油分だけでもなく、その両方です。
保湿クリームだけを塗るのではなく、化粧水や乳液、そしてクリームといった丁寧なケアを施してあげましょう。
でも、お風呂上がりの一刻を争うタイミングでは、いろいろなアイテムを使ってのボディケアは難しいですよね。
そんな時には、化粧水やクリームの成分がひとつになったオールインワンクリームがオススメ。
手間と時間をかけずに、アイテムをライン使いしたようなうるおいをお肌に与えることができますよ。
■パーツによってクリームの量を変える
ボディクリームを塗る際には、体のパーツによってその量を変えるようにしましょう。
例えば、胸や背中は皮脂腺が多いため基本的には何もつけなくてOKです。
特別カサつきを感じた時だけ塗るようにしてくださいね。
一方、腕や脚などは皮脂腺が少なく、特に乾燥しやすいパーツです。
クリームをたっぷりと使い、肘や膝などのシワにもしっかりと塗り込みましょう。
■バスルームの中でのボディケアもオススメ
「お風呂上がりのボディケアに重要なのは、なによりもスピード!」とはいえ、冬場の脱衣所は寒くて丁寧なボディケアなんてとても……という方も多いですよね。
そんな時は、バスルームの中でボディケアをしてしまうことをオススメします。
バスルームにタオルとボディケアアイテムを持ち込み、タオルドライ後にそのままボディケアを始めましょう。
お風呂の中で使えるタイプのクリームなどを使えば、よりすばやいボディケアが可能になりますよ。
顔だけでなく、ボディもお風呂上がりすぐにしっかりと保湿する癖をつければ、乾燥の厳しい季節も快適に過ごすことができます。
今回ご紹介した3つのポイントをきちんと押さえて、冬でもうるおいたっぷりのお肌を手に入れてくださいね!