化粧水や乳液を塗る際にコットンを使ってスキンケアをする女性は多いですよね。
ところがこのコットン、間違った使い方をしてしまうと、肌への負担になってしまうことはご存知でしょうか。
肌のためを思って行っていたケアが、かえって肌に悪影響を与えてしまうことがあるのです。
そこで今回は「正しいコットンの使い方」、そしてぜひ知っておきたい「意外なコットンの使い方」についてご紹介していきます!
冬場は肌が乾燥しやすく、カサカサになって粉をふいてしまったり、メイクのノリが悪くなったりと肌のトラブルの原因にもなります。
そんなときにはコットンパックを使ったスキンケアで乾燥を撃退しましょう!
1. コットンを水に濡らして軽くしぼる(水道水でもOKですが、精製水やミネラルウォーターを使うと肌に優しいですよ)
2. 化粧水をコットンに含ませる
3. 額、両頬、あごにコットンを貼りつける
4. 3分~5分ほどたったらはずしてハンドプレスで肌になじませる
5. 最後は乳液やクリームを塗って蓋をする
このコットンパックを行うだけで、普通に化粧水を塗るよりも肌への浸透率がよくなります。
ただ、注意しなければならない点が1つあります。
それは放置する時間。
5分以上放置をしてコットンが乾いてからはずしてしまうと、肌の水分まで吸収し逆効果に。
まだコットンに水分が十分残っている状態のときにはずすのがポイントとなります。
化粧下地にコンシーラー、ファンデーションと重ね塗りしているメイクを落とそうと、強い力でゴシゴシこするのは絶対にNG。
肌へのダメージにつながってしまいます。
クレンジングの際の摩擦は肌を傷め、乾燥を招いてしまうことも。
軽い力で優しくメイクを落とすには、コットンを使ったクレンジングがオススメですよ。
「クイッククレンズスパローションプラス」などの拭き取りクレンジング剤をたっぷりとコットンに含ませて、優しく拭き取っていきましょう。
とくにアイメイクを落とすときは力が入りがちですが、閉じたまぶたの上に数秒間コットンを置いて、マスカラやアイシャドウを浮かせてから下にすべらせるようにして落とすようにすると、肌への負担が少なくてすみます。
また、メイクを落とすときは顔全体で4枚~5枚のコットンを使うようにしましょう。
汚れたコットンをそのまま使ってしまうと十分に汚れが落ちず、肌への摩擦も大きくなります。
コットンはぜひケチらずに、たくさん使うように心掛けてくださいね。
朝キレイにメイクをしても夕方になるとテカってしまったり、浮いてしまったりと、メイクくずれが気になることは多いもの。
あぶらとり紙やティッシュで気になるところをオフしてメイクを直す方が多いと思いますが、メイク直しで活躍してくれる意外なアイテムがコットンなんです。
Tゾーンや頬などのテカリが気になるところに、乾いたコットンを押しつけて皮脂や浮いたファンデーションをオフします。
もう1枚新しいコットンに乳液をしみこませ、オフした場所に塗っていきましょう。
ハンドプレスで肌になじませたあと、パウダーファンデやフェイスパウダーを軽くのせれば終了です。
まるでメイクしたての朝のような肌に戻すことができるのでオススメですよ。
いかがでしたか? コットンを使ったスキンケア方法をご紹介してきましたが、コットンの選び方にも注意が必要です。
敏感肌の方は肌に優しいオーガニックコットンを使う、コットンパックをするときは毛羽立ちにくく2枚にさけるものを使うなど、使用する場面や自分の肌に合わせて選ぶようにしましょう。