「最近なんだか顔がくすんで見えるなあ…」「たくさん寝ているしスキンケアもきちんとしているのに化粧ノリが悪い!」という人は、もしかしたらその原因は「顔の産毛」かもしれません。
といっても、「自分で産毛を処理するのはとカミソリ負けしそうで怖い」、「肌が乾燥してしまうかも……」と不安に思ってしまいがちですよね。
でも、ちょっとしたことに気をつけるだけで、じつは自宅でも簡単に産毛の処理ができるのです。
ここでは、産毛のセルフケアで気をつけたいポイントについてお話しします!
もともとは外気や汚れから顔を保護する役割を持っていた顔の産毛ですが、スキンケアやメイクによって顔を保護できるようになった現代の私たちにとってはあまり意味のないものだともいわれています。
反対に、産毛があるとかえって皮脂や汚れが付着しやすくなってしまったり、ニキビの原因となるアクネ菌が潜在しやすくなってしまったりといった悪影響も考えられます。
また、産毛は目立ちませんが実は黒っぽい色をしているので、肌がくすんで見えてしまう原因にもなります。
産毛を正しい方法で処理すれば顔色がワントーン明るくなり、皮脂やアクネ菌の付着を防いで肌トラブルを避けることもできます。
さらに、シェービングをすることで産毛と一緒に古い角質層も取り除かれ、化粧水や美容成分が肌に浸透しやすくなるというメリットも。
もちろん、メイクのノリもよくなりますよ。
いいことずくめのシェービングですが、正しい方法で行わないとかえって肌トラブルを招いてしまうので注意が必要です。
まずは、清潔な状態の顔用のT字カミソリを用意します。刃が錆びているものや汚れているものは絶対にNGですよ!
また、乾いた肌に直接カミソリをあててしまうと肌にとって必要な皮脂や角質まで落としてしまい、乾燥を招く原因となります。
必ず乳液やクリームを塗って肌を潤してからカミソリをあてるようにしましょう。
また、古い角質を落とすこと自体を目的としてシェービングを繰り返すことも、やめたほうがよいでしょう。
やはり刃物で削り落とすよりも、専用のピーリング剤を用いたほうが安全です。
一番気をつけたいのが、カミソリを動かす方向。毛の生えている向きに逆らって剃ってしまうと角質が削れ過ぎて肌を傷めてしまいます。
顔の産毛は顔の中心から外側に向かって生えていますから、カミソリは毛の生えている向きに合わせて動かすようにしてくださいね。
シェービングをする頻度は、1週間に1回程度がベストです。毎日行うと肌に負担がかかりすぎてしまいます。
また、ニキビがあったり肌がカサついているときは避けるようにしましょう。
シェービングをした後の肌は非常にデリケートになっています。
乳液やクリーム、フェイスマスクなどでしっかりと肌を保湿するのを忘れずに。
正しい処理方法で、くすみやニキビと無縁のすべすべ肌を手に入れましょう!